もしかしたら、留学しなくても留学した効果を得られるかも!

TVやVideoを使っての英語学習は新しい時代に入りました!だって、現在Americaで放映されているTVやReleaseされたばかりのVideoを、日本にいながらしにして楽しむことができるんですから!

そんなことを考え、「TVやVideoを学習に取り入れないテはない!」と思い、このAmerican TV & Videoのセクションを始めました。Youtubeなどでも高レベルのコンテンツがありますので、取り上げて行きます。

TVやビデオのベネフィット

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  • ビジュアルがあるので、使われるコンテクストが明確に分かり、微妙なニュアンスまで把握しやすい
  • 表現と一緒に使われる典型的なジェスチャーを見ることができるため、Non-verbalコミュニケーションを学べる
  • 字幕(Subtitle)があるので何を言っているかが確認でき、リスニングのトレーニングやシャドウィングに役立つ
  • 他の媒体(Media)(会話形式の雑談Podcast)に比べてセリフの作り込みのレベルが高いので質の高い英語が学習できる
  • 非常に安い(例えば、Amazon videoなどは数百円!)
  • On demandだから、自分のスケジュールに合わせて見れて時間の有効利用が可能
  • 通勤時(電車なら!笑)などのすき間時間での視聴も可能
  • コメディー、ビジネス、コンサルティング、Start-up、Light Crime、ファッションなど様々な番組があるので自分の興味にLaser-pointに合った番組を楽しむことができる
  • つまり、言語学習と趣味の世界の追求と娯楽が同時に成立。一石三鳥です!

TVやビデオの落とし穴

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  • ビジュアルの助けで、英語が聞き取れなくても話の概要は理解できてしまうため、英語へのアテンション度合いが下がる可能性がある
  • ついつい字幕(Subtitle)を見てしまい、英語の聴き取りのトレーニングにならなくなってしまう
  • 番組によっては、せりふが少なく、英語のトレーニングとしては価値が低くなってしまう
  • 番組によっては、スラングが非常に多く、現実の世界ではあまり使えない場合がある
  • 番組によっては、表現に誇張が多く、現実の世界ではそのまま使えない場合がある

TVやビデオのかしこい使い方

American TV, Video and Podcast clip woman subtitleプラス面(Pro)とマイナス面(Con)を比べたら、もちろん前者の方が圧倒異的に多いTVやビデオです。こんなに質の高い”教材”が、こんなに安く、こんなに便利に手に入る時代は、人類史上初めてです!(←表現がちょっとオーバーですが、本当!)それを使わないテはありません。最高の効果を享受するにはどんな点に気を付ければよいでしょうか。経験則も含めて・・・

見る目的を明確にする

多くの場合、「エンターテインメント」と「英語のトレーニング」の両方を兼ねるような目的で見ることも多いのですが、理想的には明確にどっちかに決める、そうではければ、「どっちに重きを置くか」くらいの意識はする方が、英語トレーニングのとしての効果は高くなります(その理由は下記に書きますね)

目的に合わせて見る番組を選ぶ

「エンターテインメント」目的なら、何を見てもいいです。スラングだらけ(バイオレンスもの)、せりふが少ない(アクションもの)、現実離れした誇張(ロマンスもの)・・・

「英語トレーニング」が目的ですか?もうちょっと詳しく考えてみましょう。仕事に役立てたいですか?こんな風にフローで考えてみましょう:

「仕事で英語を使う」
   ↓
「アメリカ人同僚との仕事進め方を学びたい」
   ↓
  その場合のお勧めは:Billions, Suits, the Office, Silicon Valley, the Apprentice
   ↓
「どちらかと言うとシリアスっぽい方がよい」
   ↓
  その場合のお勧めは:Billions, Suits, the Apprentice
   ↓
「特に仕事の頼み方や頼まれ方について学びたい」
   ↓
  その場合のお勧めは:Suits, the Apprentice
   ↓
「いろいろな業界のようすが知りたい」
   ↓
  その場合のお勧めは:the Apprentice

表現を確認する

せっかく時間を取ってビデオをみるのですから、「得られるものは全部得たい」ですよね。(少なくとも、私は貧乏性なので、そう考えてしまいます・・・笑)

方法は簡単。字幕機能をオンにしておきます。もし聞き取れない表現、馴染みの薄い表現に出くわしたら、字幕でチェックします。そのほか、ビデオの優れているところは、ジェスチャーのチェックもできます。例えば、Friendsは、セリフは非常に平易ですが、ジェスチャーが豊です。単なるI’m sorryも、”七色の”ニュアンス(本当は、3つくらいかも知れません(笑) 例:①普通のイントネーション、②文尾を上げる、③”I’m”と”sorry”の間を開けて、まるで”I’m so sorry”のような言い方をする)をだすことができることを実証しています。

ただ、ちょっとした節度(Moderation)も必要です。全てのビデオの全ての表現を確認しようとすると、やり過ぎ(Too much)になってしまい、見ることが精神的負担になってしまうかも知れません。何事もPerfectionismは危険です!

字幕を見ない

1つ前の項目と矛盾していますね!笑

表現をチェックするのはとても大切なことなのですが、ただ、一度チェックすると、その後は字幕に目が行きがちになってしまいます。

字幕機能をオフにするのもありですが、ときどきチェックしたいので、オンにしておく方が実用的です。「努力」という表現はあまりにもあいまいなのですが、「できるだけ見ないように”努力”する」のが今のところ現実的なアプローチだと思います。 

番組は現実ではない

当たり前ですが、番組は外食のようなもので、一般に味付けはちょっと濃い目だと思います。その方が、お客様のウケはいいと思います。もちろん悪いことではありません。ただ、私たちはそのことを意識していた方がいいでしょう。

もっともっと、たのしい、ためになる番組はたくさんあります!

「こういう番組、コンテンツを取り上げて欲しい」などのご希望があれば、お気軽にご連絡くださいませ!

また、ご質問やコメント、アイデアなど、お持ちでしたらどうぞお気軽に!