誰もが「止めた方がいいよ!」

empire state building 一年間、電話やメールで熱烈なアプローチをし、ゴールデンウィークに1泊3日でゲリラ訪問をした結果、奇跡的にも米国人採用枠で面接に受かり、Big 4の一つであるコンサルティングファームのNYオフィスで勤務(Local hire) を始めました。2008年前後のファイナンシャルクライシスを通して上司や同僚の1/3くらいが解雇される中、自分は何とか生き残りました。
 
NYでは「成果を出せなければクビ」という環境の中、英語でアメリカ人と対等にコンサルティングができるようになるため、自作のメソッドと教材を使ってトレーニングをしました。特に移住してから数年は真剣に取り組みました。
 

生まれてから公立小中高と進み、大学も国内です。アメリカに移住するまで留学経験も海外勤務の経験もありませんでした。いわゆる”純 Made in Japan゛です。英会話のレッスンも受けたことがありませんでした。(当時は高かったですから!)NYで比較的短期間で英語でコンサルティングができるようになった理由は、クビになる恐怖(笑)が一番だったかも知れません。そんな中、自分の仕事(コンサルティング=問題解決)に必要なスキルを英語で使えるようにトレーニングするためのメソッドと教材を創作したのです。

 日本企業、もったいない!

mud raceクライアントの中には日本企業もあります。日本人海外赴任者の中には、米国での仕事で成果を出すのに苦労している方も多くいらっしゃいます。

日本では何の苦も無く発揮していた力がアメリカでは発揮できないのです。営業力を買われてアメリカに赴任、精一杯がんばって、もがき苦しんでいるのに結果が見えてこない。フラストレーションは溜まるばかりです。文化、ビジネス・プラクティスの違いもありますが、言葉の問題も大きいのかも知れません。たかが英語、です。「ああ、もったいない!」と思います。「日本にとって大きな損失だ!」と強く感じます。

彼らの話を聞くうち、間違った学習法が原因で彼らの実践英語力が期待通りに伸びないのではないかと思うようになりました。いろいろ悩みを伺っている方の中に、GAMBITプログラムを使っての”人体実験”(笑)を希望される方がいらっしゃいました。最初は、取り扱うトピックなどが固すぎたり、学習負荷が高すぎたりしてうまく行きませんでした。ただ、元々GAMBITは、マネジメントコンサルティングや経営企画のような問題解決をミッションとする方々向けに開発したので、駐在員として様々な問題解決に当たっている彼らにも役に立つことが分かりました。その後、改良やカスタマイズして親しい方々に使って頂いています。

これが、GAMBITメソッドの始まりです。詳細については、こちらをご覧下さい。サンプルもあります!

そして、簡単な自己紹介です!

北海道の旭川という場所で生まれました。父の転勤で一家で東京へ移りました。その後、ずっと関東地方に住んでいました。

コンサルティング業界に入ったのは、Andersenからです。エンロン事件で蒸発(笑)した後は、その他のBig 4系のコンサルティングファームに移籍しました。

ローカルとして(アメリカ人枠)で採用され、アメリカ人自身が「あの場所はアメリカではない」と敬遠するNY(笑)に住むことになりました。ビジネススクールもこの時期に通いました。今も親しくしている友人の中にはこのMBA時代のクラスメイトが多くいます。彼らは私にとって非常に重要なネットワークで、仕事でも協力し合うことがあります。

この写真は、NYへ移住した当時撮った「まだNYの怖さを知らずに希望に満ちた私」です!

こちらは、最近撮った写真「NYの怖さを楽しむようになってしまった私」です!(笑)

Thom. F

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