トヨタのプル型英語学習法 / Toyota’s Pull Production Method for English Learning
良いところでもあるのですが、悪い結果に結びつくことの多い、「日本式言語学習法」。←こんな専門用語は存在しませんが、日本人の多くが無意識にやっている学習法です。特に、言語の学習において犯してしまう間違いです。 「教科書は1ページめから始めなくてはいけない。1ページの次は2ページ,2ページの次は3ページ。飛ばしてはいけない。端から端まできちんと暗記しなくてはならない」という姿勢です。まるでお経を覚えるような、お金を数えるような、初心者がクラシックバレエの動きのパターンを一つ一つ覚えて行くような・・・ 「言語は使うためにある」という前提で考えれば、上記のような「お経型学習法」に従う必要はありません。他の言い方をすれば、プッシュ型学習法。トヨタ生産方式を含め、プロダクション・マネジメントについて学んだことがあるあなたならピンと来たでしょ?(笑)乱暴に言えば、「予め(年度の最初とかに)一年の生産計画を立てておいて、その計画に従って部品を作って車を組み立てる」というSCMのアレです。需要については、その年の最初に計画を立てる時に考えますが、後はあまり気にしません。納入された/生産された部品をどんどん生産過程の下流に流します。だから、”プッシュ型”。見込み生産です。 […]