What is the 5th communication skill? / 英語コミュニケーションの5つめのSkillとは?

human head brain

あなたはこんな経験、無いですか・・・?

  • 何となく言いたいことがあるのに、英語が出て来ない・・・

  • TOEICのスコアもそんなに低くないし、文法も理解しているのに・・・

原因不明の「英語デテコナ病」

上記のようなモヤモヤ感、きっとあなたも経験したことがあると思います。少なくとも、私はあります!(笑)

そして、この問題を解決するため、あなたは何をしましたか?

    • 「きっと、英単語数が足りないんだ」と、単語を暗記し始めた・・・
    • 「実践練習が足りなんんだ」と、英会話レッスンを取り始めた・・・
    • 「仮定法のところが少々不安だ」と、文法の復習を始めた・・・

そして、どんな結果がでましたか?

きっと解決した場合もあると思います。それはもちろん良いこと。ただ、もしあなたの英語のレベルがIntermediate(中級)以上なら、もしかしたら他に原因があるかも知れません。

実は、私も、NYに移住してマネジメント・コンサルタントとして働き始めた頃、口から出てくる英語は、満足できる水準からは程遠く、結構もがきました。

おかしなことに、日本にいた時にはTOEICのスコアは既に満点に近かったです。Don’t take me wrong! いえいえ、ヘンに取らないで下さい!TOEICのスコアを自慢しているのではありません。(笑)TOEICのスコアがそこそこなら、「文法は理解している」、「表現もある程度知っている」、「相手が言っていることも聞き取れる」という(ほぼ)証です。”でも、頭の中にあることが英語で出て来ない!”というのは、何ともオカシイと思いませんか?

私たちがSpeakするときのしくみにヒントがあった!

ちょっと下の図を見て下さい。ものすごく簡略化していますが、私たちが話すときのMechanicsを表しています。

Step 1

例えば、英語を話す時、そのプロセスは、Step 1のConceptualizationから始まります。今あなたは心の中で、「えっ?それは、つまりどういうことだろう?」と呟きましたね。(実際には呟かなかったとしても、ここではそうだったことにしておいて下さい・・・笑)

きっと、厳密に「えっ?それは、つまりどういうことだろう?」という表現は使っていなくても、「よくわかんないよ」とか「何かヘンだなぁ」という気持ちは持ったと思います。それが、ConceptualizationのStageです。つまり、”頭が動いた”わけです。

Step 2

次にその”思い”や”考え”を、言語にEncodeします。その言語特有のルール(Grammar)に従って文を組み立てるわけです。そして、音声(Phonetic)のルールに従って、音を当てはめます。

Step 3

Step 2までの下ごしらえができたなら、それを実際に口から出します。このStep は、機械的なものですね。

前振りが長くなりましたが(笑)、私が通常、「英語を話すスキル」を考えるとき、Conceptualizationが含まれていません。この図で見て頂いたように、Speakingを実現する上で、”考える”といStepは重要なのに、です。

他の角度から見てみましょう。

how concept becomes language

実験

下の図を見て下さい。「コミュニケーションの4スキル」あるいは「言語の4スキル」の関係図です。そこに、”考える”を入れました。

上の図(前のセクション)で見て頂いたように、”話す”ためには”思考”する必要があります。もちろん、表現の対象が紙の上やScreenになっても(つまりWriting)、”考える”のStepは欠かせません。

実は、ReadingでもListeningでも同様です。受動的な(Passive)行為だと思われがちですが、これら2つのスキルも、実は能動的な(Active)な行為です。

多くの場合、”読む”という行為は、”仮説”の検証です。単に、紙あるいはScreenの上の文字を一字一字拾い、それを頭の中でつなげているわけではありません。予め、何かしらの”思考”が頭にの中で起きている必要があります。

つまり、4Skillとも、Thinkが起点となって実現されています。

think centered skill map

私たちNon-native speaker of Englishは、非常に必要な5つめのSkill

特にあなたが問題解決を仕事をしているなら尚のこと、Thinkingは、Communication Skillsの中でも特に重要なものです。

あなたの”総合的コミュニケーションスキル”の高さは、5つの全てのSkillsの掛け算の積になると思います。日米でコンサルティングをしてきた経験からもこれは外れていないと思います。

架空の例を考えてみましょう。

極端な話ですが、クライアント・ミーティングではやたら発言をする、でも、残念ながら、相手の話を正確に聞き取っていない。そんな場合、おそらく話す内容も的外れになります。逆に、ReadingのSkillが強い人。ただ、せっかくそこで得たKnowledgeがあっても、うまく話ができない。やはり、問題解決者としてのPerformanceは下がります。

一方、資料を読むのもラクチン、クライアントの意見もちゃんと聞き取る、そこで得たKnowledgeに基づいてプレゼンテーションを作り、説明もできる。そんな人がいらたら、彼/彼女はThinking力が高いからできたんだろうと想像されます。もちろん、単純に4つのSkillsが高かったからできたのではなく、Thinking skill(特にコンサルティングなのどの問題解決の場合は、Logicality(論理力)かも知れませんが)が/も高かったのだと想像されます。

前のSectionの図のように、Thinkingが中心的Skillになっているというわけです。つまり、彼/彼女が、頭の中でIdeaを構成するためにReadingやListeningというSkillをToolとして使い、DataやInformationを頭に取り入れた。そこで創造されたIdeaを伝えるために、SpeakingやWritngというSkillsをToolとして使った、というわけです。

Thinking skillを強化するために

どうでしょう?こんなことが分かって頂けたと思います・・・

  • Communication skilsは実は4つではなく、5つだということ
  • ThinkingというSkillは、特にあたなのような問題解決を業としている方にとっては重要なSkillであるということ

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