AIの分野で現れてきた”Low-Code / No-Code”と呼ばれる流れ、これによってAIが一気にDemocratize(民主化)されて普及すると感じます。
第1回目は、AIの現状について、次の回で、AIの具体事例(私の使用レポート含む)をご紹介したいと思います。
先日、友人である米系のITコンサルティング・ファームで働いている友人とAIの話をしていました。この領域は、どうも”devide”(知識がある人とない人の際)が大きいと感じました。「未来の話」だと思っていいたことが、どうやら既に私たちのすぐ近くで起こっているようです。
あなたは、IBM Watsonを既にご存知かも知れませんね。一般にも最も知られているAIの老舗のような企業です。下記は、彼らのText to speechのDemo画面です。あなたがTextで書いたことがすごい自然な音声になって聞こえます。これが出た当初はかなり感激したのを覚えていますが、今となっては、Googleなど、他社からもかなり実用性が高く優れたものが出ています
そしてこちらは、GoogleのText-to-SpeechのWebsiteです。ページをスクールして50%くらい行った辺りに、Demo “Put-text-to-speech-into-action”があります。(何だかちょっと似ていますね・・・)
いくつか、私たちのクライアントに関係しそうな”実用的”AI”をご紹介したいと思います。3つの業界からどうぞ!
まず、テクノロジーの代名詞、Auto industryです。Porcheです。彼らは、SeimensのCloud AI(AIaaS)を使ってTaycanというEVを設計しました。全てのツールがCloudにあるので、遠距離間でもCollaborationも全く問題がなく、ツールも常にUpdateされたものが使えます。
そして、Fashion industryでももちろんいろいろな使われ方をしています。一部の方々にはおなじみの、Stich Fixです。ここでは、TrendをPredictするためにAIを使っています。残念ながら、Hit or missが企業の存続を大きく左右するビジネスモデルです。”腐った”在庫を抱えれば命取りにもなりかねません。
もう一つFashion industryから。The Fabricantという会社。ここでは、Online Customer experienceを変革しています。まるでRealを見紛うようなVirtual digital modelでCustomerの疑似体験を助けます。彼らはこのテクノロジーを、Phygital (physical + digital) experienceと呼んでいます。このWebsiteで使われている動画の動きはMotion captureだと思いますが、Fabricの表現がすごいです。
日本勢も負けてはいません。やはりその中でも目立つのは、グローバル企業としてのポジショニングも明確な資生堂。19才から74才までから生成した4,000のサンプル画像(Skin surface texture)と、別途73人から取った肌の移り変わりにフォーカスした画像をAIに学習させ、未来のSkin conditionをPredictさせました。これをCustom化粧品やカウンセリングに応用しようというわけです。
というわけで、今回は、AIの現状をお知らせしました。自動車から化粧品まで、思いのほか私たちの日常に入って来ていますよね。
次のコンテンツでは、どんどん賢く、一方で手軽になる(?)AIの具体事例(私の使用レポート含む)をご紹介したいと思います。
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